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私は私のお母さん第8話『GW2人きりの夜(中編)』

  • 2019年9月26日

あ〜、今、一番逢いたくなかった人に逢ってしまった。コーキ君こと河野弘毅文芸部部長だ。
いや、コーキ君の事は好きだし、今日告白しようと思っているし、一番逢いたかった男性ひとなんだけれど、ただ、今のタイミングに限っていえば、一番逢いたくなかった人なのである。
ユミこと高橋裕美ちゃんからの告白で、テンパってるところで、コーキ君の登場である。うう、どうするおゆき。サクッと告白して、Bダッシュで、脱兎の如く逃げるか💨
ああ、どうしよう。考えが纏まらないいぃぃ。かくなる上は!
「はい、コーキセンパイ!」
私は挙手して、発言を求めた🙋
「いや、同学年、しかもクラスメイトだよね?まあ、どうぞ」
苦笑しつつも促してくれる。
「お花を摘みに行って参ります!」
「お花?あっ、どうぞどうぞ」
「それでは、行って参るでござる。シュタッ!」
よし、これで自然な感じで時間稼ぎが出来た。不自然さなど欠片程もない。
……訳ないじゃ〜ん★なんだよ、『ござる』って。挙動不審の塊じゃ〜ん★
まあ、そんな遠い過去の事を嘆いても始まらない。トイレに向かいながら、為すべき事を考えよう。
何を為すべきなのか?今日絶対にしなければならない事は、コーキ君への告白である。コーキ君への告白の結果を踏まえた上で、ユミちゃんへの返事もする事になっている。
次に、絶対しなければならない訳ではないが、しておいた方が良いと思われる事。これは、ユミちゃんとはケンカしている訳ではないと説明する事。他には……。ないよな、ないよね?
では、どちらを先にするかだけれど、告白した後で、『ユミちゃんとはケンカしてません』というのは、流れ的におかしい。だから、為すべき事を為す順番はこうなる☆
|🍆1為すユミちゃんとはケンカしてませんと言う☆
|🍆🍆2為すコーキ君に告白する♡
よし、この2つだけを実行してさっさとさっさか帰ってしまおう♪
「河野隊長!小雪隊員無事生還しました!スチャッ!」
「おかえりなさい。なんか今日は様子がおかしいね♪なんかあった?」
「ななな、何もありませんってば!ユミから告白なんてされてないですし!」
あっ!
「そうか、ユミちゃんから告白されたんだ……」
「ちょっと、それは誘導尋問ですっ!」
「誘導してないよね?おゆきさんが勝手に話したんだよね?」
「は、はひっ……」
ここは素直に認めて……って、ダメ!
「私はどうなっても構いません。どうかユミの命だけは……」
「ちょっと、おゆきさん。取って食べたりしないから、落ち着こう。時間は大丈夫?」
ありま〜す。ていうか、あなたに告白するまでは帰れませ〜ん!
「はい。コーキ部長の方は?」
「おゆきさんが付き合って、って言うんだったら、1時間でも2時間でも……」
「ちょっ!どうして私が告白するって、わかっ……!」
付き合うって、『恋仲になる』って意味じゃなくて、『話を最後まで聞く』って方か〜っ!早まったーっ!
「もう1回言うよ。おゆきさん、落ち着こう。僕は自販機にコーヒー買いに行ってくるけど?おゆきさんは、僕と話したい?話したくない?」
「私、このまま帰ったら、今晩辺りに恥ずか死んで、明日の朝にはドザえもんになって発見されます」
「わかった。話はちゃんと聞くから。取り敢えず、深呼吸でもして落ち着いてて」
コーキ君は缶コーヒーを買いに出ていった。私は深呼吸をした後、いつも座っている席ではなく、入口から一番近い席、去年泣いていた時と同じ席に腰掛けた。
焦って色々考えても、考えは纏まらない。落ち着いて、話さなければならない事だけを話そう。訊きたい事だけを訊ねよう。訊かれた事は、誤魔化したり、嘘をついたりせず、正直に答えよう。
「お待たせしました」
部室のドアが開いて、コーキ君が入ってきた。私の側まで来ると、前の机の上にそっとカフェオレを置いて、私の隣に座った。
「私、飲み物あったんですよ?ぶちょーはどんだけ、私に水分摂取させたいんですか?」
ユミと一緒に買いに行った時の、カルピチュ濃い味のペットボトルを手にして、コーキ君の目の前で振ってみせる。
照れ隠しだ。本当は、すごく嬉しかった。カフェオレが、ではない。私に買ってきてくれた事が、である。
「いらないんなら……」
「あっ!」
コーキ君がカフェオレに手を伸ばす。
せっかく買ってきてくれたのに……。
と、缶に触れる直前で手を止め、私の顔を覗き込む。きっと、物欲しそうで、残念そうな顔をしていたであろう。見られてしまった。コーキ君がによによしている。
「いるの?いらないの?」
「知りません!」
ぷいっ、っと顔をそむける。
コーキ君が笑った。
「さてと、どうしよう。おゆきさんが自分から話す?それとも、僕が質問していった方が良い?」
私は、身体ごとコーキ君の方を向き、
「私から話します」
と言って、もう一度深呼吸した。誤魔化さないぞ、嘘つかないぞ、言うと決めてた事はちゃんと言うぞ!
「河野弘毅様。私はあなたの事が好きです。愛というものはよくわかりません。でもあなたを好きだという気持ちは間違いないと思っています」
心臓が激しく脈打っている。顔が火を吹きそうな程熱い。俯きたい。目を逸らせたい。この顔を取って、クローゼットの中に隠してしまいたい。
でも私は、コーキ君の顔を、目を、しっかりと見つめ続けた。彼の顔も赤くなっている。目を逸らせたら負けだ。そう思って見つめ続けた。

「僕はね……」
コーキ君が口を開いて目を逸らせ、自分の缶コーヒーに手を伸ばした。
「文芸部に入部した頃の部長さんの事が好きだったんだ……」
えーと、当時の部長って?あっ、メガネの似合う綺麗なお姉さんだった……。
「確か、北村香織きたむらかおりさん……」
「うん。少しでも近付きたくて、毎日部室に通ってた。弘毅君、弘毅君って、可愛がってもらったよ♪」
「それで、その弘毅君は告白したんですか?」
「いーや。野球部のカレシがいたらしいからね。でも、部室ではいつも優しくてさ。『弘毅君、チョコ食べるぅ🍫?』とか『ふっふっふ。今日は徳川埋蔵金を発掘したのでコーヒーを奢ってあげよう☕』とか」
「そういえば、私も色々貰った気がします」
「今考えると、お菓子で釣ってた感もあるけれど、いつもにこにこしてて、優しかったよね」
「それと比べると、去年の部長さんは……★」
「いや、比べるのはよそう。僕だって香織さんと比べられたら、全然敵わないよ」
そんな事ないですよ、と言うべきなのかどうなのか。答えられないでいると。
「僕は香織さんしか見えていなかった。彼女が卒業した後、文芸部の部室は香織さんとの想い出がちらついてくるのが辛かった。部活を辞めようかと思ったことも一度や二度ではない★けれど、ある時気付いたんだ」
「何をですか?」
「自分の目標に向かって、黙々と取り組んでいる女子部員の姿に。精一杯の努力を続ける彼女の姿は美しかった☆」
えーと、これって。ユミとかチコはそんな感じじゃないし、1学年上の世代にも、該当しそうな先輩は見当たらない。
「褒めても何にも出ませんよ?」
「おゆきさんの事とは言ってないよ?」
「でも私の事なんですよね?」
私は引き下がらない。もしこれで、別の人の事を言っているのだとしたら、盛大な自爆である。
しかし。
「僕は、高橋裕美さんの事が好きなんだ♡」
チュド――ン🎆盛大に自爆した。
「あ、ユミですか?可愛いですもんね?」
口から絞り出すように言った。それだけ言うのが、精一杯だった。
「うん、ユミさんは可愛い。彼女と同じ部室にいられるだけで幸せになる」
「へんじがない ただのしかばねの ようだ」
「ついでに言うとチコちゃんも可愛い。妹みたいな感じで、癒やされる♡」
まさか、コーキ君がこんな恋多き人だったなんて。ショックが隠せない。
「それから……」
「もうやめて下さい!」
「どうして?」
「私は失恋したんですよ?それなのに他の女の子の事を話し続けるなんて、そんなの……」
耐えられない★私は机に突っ伏して泣きだした。告白の恥はかき捨てだ!嫌われたって構うものか!
「おゆきさん……」
私の頭にそっと手が乗せられ、撫でられる。が、私はその手を乱暴に払い除けた。文芸部も今日で辞めてやる!書きかけの小説が気になったが、web小説投稿サイトもあるし、公募だってある。ユミたちには正直に本当の事を話そう。何だこれ?今日は人生で最悪の日かもしれない……。
「おゆきさん……」
コーキ君が、なにやら言いかけたが、やめて席を立った。部室のドアが開き、そして閉じる音がした。
帰ったのかな?
30秒程して顔を上げる。コーキ君がくれたカフェオレの缶があった。
「ちくしょー、盛大に失恋したぞー!」
カフェオレに手を伸ばす。ホットだけれど、猫指の私でも触れるくらいまでには温度が下がっている。
缶を開けて口をつける。猫舌のわたしには、まだ一気に飲めない程度には熱かった。
そして失恋の味は、案外甘かった💔
「ユミに報告しよう」
スマートフォンを取り出して、電話を掛けようとして思い留まる。失恋報告の後どうする?
『失恋したからユミと付き合います?』
そんな短絡的な事じゃないでしょう?そもそも、女同士だ。
「コーキ君、好きだったのにな……」
コーキ君も帰っちゃったみたいだし、私も帰ろう。ユミへの返事もしなくちゃいけないし、部活もどうするか。気持ちが落ち着いてきたのか、辞めるのは惜しくなってきた。コーキ君と顔を合わせるのは辛いけれど、1学期だけの辛抱だ。辞めない方向で検討してみよう。
カフェオレの缶を手に取り、残りを一気に飲み干す。荷物を手に取り、部室を出ようとして……。
「や、やあ……」
「な、何故お前がそこにいる?」
「いや、すぐこっち向くかと思ってたんだけれど?」
ぎゃ―――――っ!ずっと見られてた―――っ★
私、変な行動してないよね?変な事、口走ってないよね?
うう、恥ずか死にそう……★
「『コーキのバカヤロー!』とか、叫ばれなくて良かった☆」
「コーキのバカヤロー☆」
そう、ドアの手前に立っていたのは、出て行ったと思っていたコーキ君だった。
キッ、っと睨みつける。隠さない敵意。コーキ君は困惑していた。
「1つだけ言っておかないといけない事があって」
「あら、そうですか?裏庭に穴でも掘って、そこの底に向かって叫んでは如何ですか?」
「おゆきさんに聞いてもらいたいんだ」
「私は、聞きたくないんです。邪魔なので、そこをどいてもらえますか?」
「その申請は却下します」
「ふざけないで!」
「キミこそ落ち着くべきだ!」
「はぁ?何言って……」
「小雪さん!僕はキミを愛してる♡」
「何言ってるんですか〜↴」
「ユミちゃんもチコちゃんも、ついでにショーマの事も好きだけれど、君の事は愛してる、なんだ♡」
「な、なんですか、それ……。不意打ちが過ぎますよ?」
へなへなとその場にへたり込む。
「ごめん。僕の方もテンパってて、言い方間違えてたみたいだ」
コーキ君も私に目線を合わせるように座る。正座だ。
「ごめんで済んだら警察いりませんよ?ちょっと、女の子座りしてもらえますか?」
「女の子座り?」
訝しげに訊ねるコーキ君。
「罰ゲームですよ?私がしてるみたいに、正座から両足を外側にやって、お尻をつけるんです。どうですか?」
「この体勢、結構キツイです……」
「ふふっ。男の人は、この体勢キツイらしいんですよ?
えいっ!」
「ぐえっ!」
コーキ君の両肩に手を掛けて立ち上がる。私の体重が掛かった分、コーキ君は辛そうだ。
これで罰ゲームおしまいにしようと思ってたけれど、これだけでは気が済まない自分がいた。
コーキ君の前に右手を差し伸べる。素直に手を取るコーキ君。その手を引いて立ち上がらせる。
「実は罰ゲームはもう1つあります。こっちはちょっとキツいので、コーキ君には拒否権を差し上げます。でもこの罰ゲームを受けてくれたら、今日の事ぜ〜んぶ許しちゃいます♡」
「わかった。女の子を泣かせてしまったんだから、罪を受け入れよう」
「さすがはコーキ君ですぅ☆男らしい♪
では、コーキ二等兵。足を開き歯を食いしばれ!貴様の腐った性根を叩き直してやる!」
「ちょっ、ちょっとタイム。まさかの鉄拳制裁?」
「イヤだなあ。コーキ君のほっぺを、ちょぉーっと紅葉色に染めてあげるだけですよーぉ。うふふふふ♪」
右手の掌を見つめながら言う。コーキ君は理解してくれたようだ。これが罠だとも知らずに。くっくっく👿
「びんたでも耳に当たったら、鼓膜とか破れる事もあるそうなんで。決して動かないで下さいな♪」
コーキ君は両足を開いて両目を閉じて両手を後ろに回すと、僅かに顔を前に突き出し、叩きやすいようにしてくれた。
小雪、怖気づいちゃ駄目。精一杯の勇気を一滴残らず振り絞るのよ!
「5、4、3、2、1……」
私はコーキ君の唇に自らのそれを重ね合わせた💋
「!?」
「はい、罰ゲームしゅーりょーでーす♪」
「まさか、今のって……」
その問い掛けには答えない。
「あら、紅葉色が足りませんね?罰ゲームやり直しです。動かないで……」
再び重なり合う、唇と唇。弘毅君と目が合った。
一瞬の永遠とでも言うのか。ずっと、何分もキスしていたような気もするし、また、1秒にも満たない玉響にも感じられた。
「しっかりすっかり紅葉色ですね。罰ゲーム無事完了です♪」
そこまで言うのがやっと。私はその場にへたり込んだ。
「まさか、おゆきちゃんがここまで大胆だったなんて……」
「私もびっくりです。でも、勇気を使い果たしてしまって……。今はコーキ君の顔すら見られません」
「うん、僕もそうかも。こうして一緒に余韻に浸っていたい気もするけれど、でもそろそろ見回りが来て追い出される時間だから」
あ、ヤバい。私、エネルギー使い果たして動けないかも。
「小雪ちゃん、立てる?」
「はい、なんとか。でもふらふらです。エネルギーチャージさせて下さい☆」
「っていうと?」
「河野弘毅様、不束者ですがどうぞよろしくお願い致します♡」
合点がいった様子の弘毅君。
「我妻小雪様。貴女のちょっと変なところも含めて、総て愛しています。こちらこそよろしくお願い申し上げます♡」
「愛情チャージ完了☆私、今からフルマラソン走れますよ♪バッチコーイ、です♡」
「でも、もう外も暗いし送って行くよ。変質者にでも襲われたりしたら大変だしね」
「では、お言葉に甘えて♡」
それから2人は人目のあるところ以外では、手を繋いで帰った。人生で一番幸せな帰宅だった💕

あなたも声優に挑戦!今回の次回予測では音無響美ちゃんに挑戦出来ます♡
句読点以外では息継ぎせずに、やや早口で噛まずに滑舌良く話せたら、響美ちゃん役声優の座をゲット出来るかも☆
なお、あなたが挑戦中に窒息死して、翌朝ドザえもんになって発見されても、作者は一切の責任を取りません。必ず自己責任でお願い致します。

恒例の次回予測
はぁ〜い皆様お待ちかねひよこ系超絶美少女の音無響美だよお文芸部のマスコット1年生として大注目を集める期待の私が早くも次回予測コーナーに登場でーすいや〜このコーナー憧れてたんですよね〜先輩たちのご期待に添えるようウルトラ一生懸命頑張りま〜す。
今回はなんか甘々でしたね〜え我妻先輩ったらラブラブなのにあらぬ方向へ勘違いしちゃってすれ違い展開なのかなーって思ってたらしっかりちゃっかり回収してやんの河野部長お見事です一瞬ラブコメ小説かと勘違いしちゃいましたよーおまあ先輩方がラブラブなのは結構な事ですはい。
来週の予測ですかぁうーんそうですねーえきっと夜明けのモーニングコーヒー飲む的展開になるとは思うんですよーおただ我妻先輩のお相手が河野部長になるのか高橋先輩になるのかは読めませーんですけれど河野先輩と我妻先輩が付き合いだしてまもなくもれなくドッキングは無いと思うんですね、だから高橋先輩とのゆりゆりラブロマンスになるっぽい気がするっぽい案外この3人の関係ってトラグってくるんじゃないですかあ今日び百合展開の1つも無いとラブコメとは言えませんからねえそれはともかく飛車角来週の放送はカクヨム放送の限界ギリギリアウトら辺を攻めてくるんじゃありませんかね〜ノーカット版をご所望の方はアップされたら直ちに閲覧する事をお奨めしますよーお。
お相手はぴよぴよちゃんこと音無響美ちゃんでした〜ばいば〜いまったねえ〜♡

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