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私は私のお母さん第6話『恋バナそして……(後編)』

  • 2019年9月22日

「さてと、おゆきとコーキ君をどうやってくっつけるかよね?」
ヤサコこと坂下優子さかしたゆうこが言う。
「はい、はい、名案を思いつきましたっ!」
右手を高く突き上げたのは、チコこと三ヶ月智子みかづきともこ
「はい、三ヶ月さん」
「これは、上手くいったら成功率100%の作戦だよ♡」
そりゃあ、なんでも上手くいったら、成功率100%になるでしょ?だって成功したときしか分母にならないんだから!
と思ったが黙っておいた。
「まず、おゆきちゃんが部室で着替えてるでしょ?そこにコーキ君が入ってくる。裸のおゆきちゃんと出逢いました。で、わちゃわちゃやってるところに、私たちが大声で話しながら、部室にやってくる。見つかるとまずいということで、おゆきちゃんとコーキ君はロッカーに隠れる。私たちは5分程滞在した後、部室を出ていく。5分間裸のおゆきちゃんと密着したコーキ君は、おゆきちゃんの事を意識し過ぎてしまい、告白、結婚、子宝にも恵まれ、2人は末永く幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし♡どうっ?」
ドヤ顔のチコであるが、作戦が穴だらけなように思えてならない。ていうかザルである。
「突っ込みどころ満載で、どこから突っ込んで良いのかわかんないんだけれど。取り敢えず、ロッカーってどこにあるの?」
醒めた様子で、ユミが訊たずねる。
「あ、あれ?ないんなら買い揃える……とか?」
「うち、文芸部なんですけどぉ〜。何のために全裸になって着替えるんですかぁ?」
「そ、それは、放課後。プールで泳ぐためとか?」
言ってる事、無茶苦茶だ!
「極めつけは、おゆきちゃんの裸を見ていいのは、この天の川銀河で生きる全生物の中でも私だけ♡でしょ?」
これでもかという程の笑顔で私の方を見て、バチコーン!と音がしそうなくらいの勢いで左目を閉じて開けてみせる。『ウインク』と呼ばれる精神攻撃魔法の一種である。
対するは……。
「アー ジマンノ リキサクガ ユミノ ビーエルショーセツニ マケター★」
自爆系の攻撃呪文で反撃する。効果覿面こうかてきめん。刹那、ユミはどよーんと、落ち込みを見せ、戦闘能力を失っている。しかし同時に私の心にも、大きなダメージを被こうむってしまった。
「チコのやり方は、極端に思うけれど、2人きりになる機会を増やすってのは、良いんじゃないかな?」
ヤサコ先生の、ありがた〜いお言葉が示された。
「どう少なく見積もっても、コーキ部長は、おゆきに好意を持っていると思うわ。ひょっとしたら、他に好きな人がいるかもしれないけれど、身近な美少女から迫られたら、『付き合っちゃおうかな〜♡』なんて考える可能性大よ!男子って、そゆとこあるから」
「美少女?」
おマヌケ風に自分を指差し訊ねる。
「あれ?ご自覚ナイ?おゆきちゃんは、『寡黙だけれど知的な美少女』として、クラスで人気あると思うんだけどな〜?」
「痴的ちてきで美の少ないオンナ?」
「美しい少女でしょ?」
「背も低いし、微乳ちっぱいで、コーキ君のご要望にお応えできそうにないのですが?」
「うーん、そこは懸念材料けねんざいりょうね。でも、男子諸君だんししょくんがみんな、大きな胸むねが好きとは限らないんだし。近年では、胸が小さい方に嗜好しこうが集まっているという統計とうけいもあるそうよ。それに、コーキ君が大きな胸が好きなら、育ててもらったら良いじゃない!コーキ君自身に♪」
「そういうモノなのでしょうか?」
「そういうモノよ♪」
ノッてきたのかヤサコ先生、元気溌剌げんきはつらつ、次々と言葉が飛び出してくる。
「良い、おゆき?オンナは肉食にくしょくなのよ!」
「はあ」
「で、オトコは草食。なんでだかわかる?」
首をふるふる、と左右に振りながら、
「わかりません」
と正直に答える。
ヤサコは調子に乗ってきたのであろう。いや、ゾーンに入ったのかもしれない。
大きく腕うでを振って、私の顔かおを目がけズビシッ、と人差し指を突き出し、
「憶おぼえておきなさい?オトコは肉よ。だから肉食。オンナは花ね。だから草食なのよ♡」
と言ってのけた。チコなど。
「おおっ!そおだったのか?」
感心しきりである。
いきおいに乗ってくると止まらないのが、ヤサコ先生である。
「だから、オンナは恋こいの狩人かりゅうど。主体的しゅたいてきに動いて獲物えものを射止いとめなきゃ♡そうね、タイムリミットは5月の半ばにしましょうか☆」
「タイムリミット?」
莫迦ばかみたいに、口をあんぐり開けてしまう。
「ええ♪私の見立みたてでは、成功率は現状げんじょう70%といったところよ。もし慎重しんちょうを期して、タイムリミットを卒業そつぎょうまでずらしても成功率は80%まで上がるかどうかは微妙びみょうだわ。一方で、他の狩人に狩られるリスクも出てくる★そう、恋こいは速はやい者勝ものがちなのよ♡」
確かにその通りかもしれない。さすがは大学生ハンターだけあって、説得力せっとくりょくがある。
「今から二週間あまり。なるべく、コーキ部長とおゆきが2人きりになれるように、行動しましょう?」
文芸部員ぶんげいぶいんでもないのに、文芸部員たちを指揮しきするヤサコ。私とチコは全面同意ぜんめんどうい。ユミは不満そうではあったが、渋々といった感じで同意してくれた。
ユミは彼氏かれしを作るので、私に遅おくれを取るのが嫌いやなのかな?その気になれば、明日あすにでも彼氏くらい作れそうなのに?

私とコーキ君の『カップル成立大作戦せいりつだいさくせん』の概要がいようが、あらかた決まったところで、一旦いったん休憩きゅうけいに入る。
ポテチはほぼ完食かんしょくに近い状態じょうたいであったのだが、やはりというかなんというか、新進気鋭しんしんきえいのフレーバー『りんご🍎』味が、しっかりちゃっかり残ってしまっている。ああ、『みかん🍊』味にしておくべきだったかと、ちらりと脳裏のうりを掠かすめたが、きっとそういう問題ではないのであろう。偉大いだいなるは、スタンダードなポテチさんたちである。
ポテチの袋ふくろを片付かたづけたいのだが、1人で食べるのはちょっと★
チコとヤサコは|トイレお花を摘みに行ってるので、残るはユミだけである。
『よし、ユミに始末たべさせよう』と、ポテチを摘つまんではユミの口元まで運び、
「|開けゴマあ〜ん
と、呪文じゅもんを唱となえると、ユミの口が開ひらいた。
ユミにばかり食べさせるのも、申し訳ないので自分でも食べるのだが、ユミ3枚に私1枚のペースだったので、反撃はんげきしようと思ったのだろう。
ユミもポテチを摘んで、私の口へと運んできた。
「はい、あ〜ん♡」
はずんだようなユミの声。
「なんかこれ、めっちゃ恥ずいね」
ほおが熱あつい。女同士でこれなんだから、コーキ君と食べさせ合いっこしたら、すごいんだろうな。
なんとか完食し、指を舐める。もちろん割り箸ばしはあったのだが、自分の使った箸はしで人の口に持っていくのは失礼だろうし、チコヤサコが帰って来る前に片付けたかったから、手で食べたのだ。2人が帰ってきたら入れわりにトイレ化粧直しに行くし、手はその時洗えば良い。

休憩を終え、ここからは第2部、後半戦《こうはんせん》スタートである。
経験者《大人の扉を開いた女性》のヤサコ先生が、|生娘3人《夢見る乙女》にレクチャーをするという内容となります。生娘《なまむすめ》じゃなくて、生娘《きむすめ》と読むのよ。間違えてたあなたは辞書《じしょ》で調《しら》べておくように!
って、何言ってんだか。
「はい、それでは、『ひと夏の経験』に向けての授業《じゅぎょう》を始めたいと思います」
ヤサコの宣言《せんげん》に、|生娘3人《きむすめトリオ》が、『わ〜』パチパチパチと拍手《はくしゅ》。
「今日は一応、おゆきに向けたアドバイスというカタチを|採用する《とる》けれど、ユミとチコもしっかり聞いておいてね♡まず、最初に言っておくわ!コ○ドームは、絶対常備《ぜったいじょうび》しておく事☆」
ズビシッ!と言ってのけ、サイフの中から、コン○ームを取り出してみせる。
「おおっ、これが噂に名高いコンド○ム……」
チコが、興味津々《きょうみしんしん》といった様子で、パッケージに手を伸ばす。
「可愛いでしょ?それはイチゴ味だから、口でしてあげるときも、ハードルがぐ〜んと下がるのよ🍓」
いきなり過激《かげき》なワードが飛び出してきた。
「え〜と、口でって……。男の人の……アレ?」
「ええ、そうよ♡」
「わ〜っ、お○んちんだ〜っ♡はいっ!坂下先生っ!質問《しつもん》がありますっ!」
「三ヶ月さん、どうぞ」
「おち○ちんの皮って、剥《む》けるって言うじゃないですか?バナナみたいに縦《たて》にピーッ、って剥《む》ける感じですか🍌」
チコにしては、鋭《するど》い質問《問いかけ》だ。確かにあれはわかりにくい。皮が剥《む》けるって、血とか出たりしないのかな?なんか痛そう?
「あ〜、難《むつか》しい質問きたわね?正直、私も実際《じっさい》に見るまではよくわからなかったし、今だってそれほど詳しいとは言えないんだけれども……。おゆきはどんな感じか想像出来る?」
首をふるふると左右に振って、口を開く。
「わかんない。やっぱり、バナナとか魚肉ソーセージ風?それともみかんみたいに剥《む》けるのかなー。そういえば、包茎手術《ほうけいしゅじゅつ》って聞くよね?あれって、メスでりんごの皮を剥くみたいに、おちん○んの皮を削いでいくのかなあ。痛そう★」
「そっち方面ではないと思うわ。ユ……高橋さんは、どう思う」
「以前は、日焼けした後みたいに、表面の皮が少しずつ剥《は》がれていくんだと思ってたけれど……。ぶっちゃけ、クリちゃんと一緒《いっしょ》でしょ?」
日焼け風か、そういう学説《考え方》もあるんだ?栗?
「私は、おち……男性のそれが栗の皮みたいに硬《かた》いイメージはないんだけれど🌰」
思わず、『おちんち○』と口に出してしまいそうになった。いくら気心《きごころ》が知れた仲とはいえ、言葉にするのは恥ずかしい。
「いや、そっちじゃなくて、リスと戯《たわむ》れる方」
「リス?何言ってるのか意味わかんな……あっ!」
わかってしまった★顔から火を吹《ふ》きそうな程、熱《あつ》くなる。むろん、それをユミが見逃《みのが》すはずもなく。
「栗《クリ》|と《ト》リスの事ですよ♡」
ユミがにやにやによによしている。恥《は》ずかしいけれど、好奇心《こうきしん》が止まらない。
「えーと、そのー。皮、剥《む》けるの?」
「あらっ♡ご存じない?良かったら、おじさんが剥《む》いてしんぜよう♡」
ぞぞぞっ!おっさんモード全開のセクハラ発言だ。ユミの手がわきわきしていて、貞操の危機を感じる★
「はい高橋さん、そこまで!」
坂下先生《ヤサコ》がピシャリと抑《おさ》えてくれる。|抑え投手《クローザー》にしたら、良《よ》い働《はたら》きをするに違いない⚾
「高橋さんの言うとおり、お○んちんっていうのは、栗《クリ》|と《ト》リスの男性版らしいのよね。
おち○ちんの皮の剥《むしています》け方っていうのはね。
皮をかぶってる状態《じょうたい》で、先の方を持って根本《ねもと》に向かって動かすと、先端《せんたん》が露出《ろしゅつ》するの。
バナナがキノコになる感じかな🍄イメージとしてはマツタケに近い?」
「バナナがマツタケになるって意味わかんないよ?う〜、もやもやする〜。ショーマ辺りをすっぽんぽんにひんむいて、おちん○んの皮を剥《む》いてみたい」
チコが不満《ふまん》を漏《も》らす。
「私も、見てみたいとは思うけれど、それやったら犯罪《はんざい》だからね?」
釘刺《くぎさ》しとかないと、チコが暴走《ぼうそう》しかねない。
「でも、『おっぱい見せてあげるから』って言ったら、ショーマだったらち○こくらい見せてくれそう♪」
釘刺したつもりが、刺《さ》さってなかったらしく、チコが暴走《ぼうそう》した。
「でも、|自分の胸《私のおっぱい》とショーマの|粗末なモノ《そちん》じゃ釣り合わないでしょ?」
さりげにユミがショーマ君をディスる。
「そうだよね〜。おっぱい見せるんだったら、ちん○触《さわ》らせてもらって、射精《しゃせい》まで見せてもらわないと釣り合わないなー★でも、|射精する《イク》とこ見せてくれるんだったら、お触《さわ》りなしでおっぱい見せるくらいなら良《い》いよね?」
チコ基準《きじゅん》は、『女子のおっぱい』=『男子の射精《イクところ》』かあ。その交換《こうかん》ならば悪《わる》くな……いやいやいや。ダメでしょ?女の子はもっと自分を大切にしなきゃ!
「確かに、オトコの射精《しゃせい》には興味《きょうみ》がある。でも、それと引き換《か》えに自分の肌《はだ》は晒《さら》せないな。だって、私が素肌《すはだ》を晒《さら》すのはおゆきちゃんだけって、決めてるから❤(ӦvӦ。)」
|熱っぽい視線《スキスキビーム発動》。ギラン、と音がしそうな程である。私が男だったら、思わず惚《ほ》れてしまいそうだが。
「はいはい」
ユミの冗談《じょうだん》をさらっと受け流す。
「本気の告白をスルーされた〜!」
嘆《なげ》くユミ。あんたは冗談ばっか言ってないで、本気で好きな男子をみつけて、迫れば良いのよ。ユミならたいていの男子は墜《お》とせそう。
でも、ユミの好きな男性のタイプってどんなかなあ?
その後も、坂下先生《ヤサコ》の授業は続いたのだが、あまりにも白熱《はくねつ》した内容《トーク》に、放送禁止用語《書いちゃいけない言葉》が多発《てんこ盛り》。
泣く泣く割愛《かつあい》させて頂きました(涙😢)
でも、その成果はきっと、コーキ君との|ひと夏の経験《初体験》に活《い》かされる?
でもでも、その前にちゃんとコーキ君とお付き合い出来るのか、不安だよ〜お(泣)

次回予告
コーキこと、河野弘毅《こうのひろき》です。
おゆきさんの予測通り、娘の小雪《こゆき》さんはいなくなってしまいました。
残されたおゆきさんはどうするのでしょうか?
次回最終回、『タイムトラベラー』をご期待下さい。

予告では、『最終回』となっていますが、この小説自体はまだまだ続くそうですよ?
どうなっているのかって?
それは、僕に訊《き》かれても困ります★

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